私は「ノマドロッカー」と自分で名乗っているとおり、書くことを通して稼いでいると同時に自分の好きな音楽を思う存分楽しみ自由な人生を過ごすということをテーマに掲げながら活動しています。
音楽の方はあくまで趣味なのですが、これまでにも何度か書いてきたとおり音楽の影響というのは私にとって本当に深いものがあります。
実際に稼げるようになる前も稼げるようになってからもよく思うのが歌うことと書くことは何かすごく似ているなと思うこと。
ビジネスを始める前はなかなかうまく言語化できなかったのですが、今回は改めてその共通点を考えてみることによって自分の中で整理しながらお伝えしていきたいと思います。
また、その一つとして私がある意味無意識的におこなっていたカラオケでライティングの感覚を磨くというトレーニングについてもお話していきます。
目次
歌うことと書くことの共通点!
私は現在バンドを組んだり弾き語りなどで趣味としての音楽活動を楽しんでいるのですが、誰かの曲をカバーするだけでなく自分で作詞作曲をおこなうこともあります。
自分の経験だったり思いを曲として表現するわけですが、歌の場合歌詞があってそれは普段自分が話す言葉で構成されていますよね。
勝間和代さんが書かれた「伝える力」という本の中には歌うことと書くことの共通点として、自分の中にある計り知れないパワーを作品という形で外に出すことを挙げられているのですが、まさにそのとおりで同じ歌でも歌う人によってそれぞれの個性が表れ全く違った表現が生まれることがあります。
書くということについても、これまた色々な人が同じテーマで書いたとしてもその人独自の言葉の使い方であったり行間であったりと非常に個性が表れやすいものと言えます。
そして、私がそうした文章の感覚を磨くために意識的というわけではないのですが自然と訓練になっているなと思ったのがカラオケで歌うことでした。
次にその効果について見ていくことにしましょう。
カラオケでライティングの感覚を磨こう
一見文章を書くこととあまり関係なさそうですが、カラオケで歌うことがライティングの感覚を磨くことにつながる理由は先ほど書いたように自分の中に秘めたパワーを解放することや、自分なりの表現の仕方を自分の体から発する「歌」という行為でつかむことにあります。
たとえば、それはメロディやテンポを間違えないようにとらえながら歌いそれがピッタリと合った時の感覚や、逆に自分が歌いたいように歌ってみたフレーズの微妙なアレンジがピタッと当てはまった時の研ぎ澄まされた感覚から得ることができます。
ミュージシャンが歌っている原曲をひたすら忠実に歌ってみたり、ライブの時などに原曲を崩した歌い方をしているものがあれば両方まねしてみるといいですね。
そして、これを繰り返して感覚をつかんでいくうちに自分にとって最適な型というのができあがってくるわけです。
以前、松崎しげるさんがジェームズ・ブラウンの映画のキャンペーンで語っていたのですが、歌う時は自分の中にある最大限のものを出してそこから調整していくという話をされていたことがあります。
文章で言うなら最初から全体の形を整えようとするのではなくまず自分の思いや考えていることを全部言葉として出してしまうことですね。
その上で、そのまま残しておくとバランスが悪かったり余分だと思うものを消しながら最終形に近づけていくという流れです。
この感覚というのを私はカラオケで好きな歌を思いっきり歌いながら感覚的に覚えたように思います。
ジムで筋トレをした後に一人カラオケを楽しむというのが私の楽しみであり、いまや習慣でもあるのですが全身を動かして体のこわばりが解けた後というのは声が自然に出しやすい状態になっているのでなおさら効果的です。
書くことに行き詰まった時はぜひ自分の中にあるパワーを存分に解放して本来持っている自然な感覚をつかんでみてはいかがでしょうか。
体にも心にもいい影響が出るかもしれません。
ということで、今回は歌うことと書くことの共通点や実践編としてカラオケでライティングの感覚を磨くコツについてお伝えしました。
あなたなりの個性をいかした表現の仕方をぜひ磨いていきましょう。
この記事へのコメントはありません。