あなたは「北斗の拳」という漫画をご存知でしょうか?
男性で私と同じ世代の方ならおそらく多くの人がはまったであろう「週刊少年ジャンプ」で連載されテレビアニメとしても大人気となった伝説的な漫画です。
以前の記事でこの漫画のパロディ作品である「北斗の拳いちご味」と主役のサウザーに触れてみましたが、今回は原作である意味主人公のケンシロウより絶大的な人気を誇るラオウについてです。
サウザーの記事はこちら!
⇒北斗の拳イチゴ味の主役がサウザーの理由!人生の主人公になるには?
読めば読むほど強烈な個性のラオウにはまる方も多いのですがそのラオウが作品の中で発したセリフは名言と呼ばれるものも多く残っています。
また、その名言はビジネスとも通じるところが非常に多く勉強になるという声も。
さらに強そうに見えながら意外とヘタレ(臆病で情けない)とも思える行動も!?
ということで、今回はセリフを通してそこから学べる様々なビジネスマインドについて解説していきたいと思います。
目次
ラオウの名言セリフに学ぶ人気とビジネスマインド!
北斗の拳とは?
さて、北斗の拳という漫画についてよく知らないという方も多いと思いますので簡単に解説していきたいと思います。
原作は武論尊さん、漫画を原哲夫さんが担当という今思えば当時のジャンプではなかなか珍しいスタイル。
そして、北斗の拳は199X年に核戦争が勃発しその後荒廃し暴力が支配する世界が舞台です。
国籍の設定などは明らかにされていませんが、登場人物の見た目からするとアジア系の人種のように見えます。
暴力が支配する世界では紙幣もただの紙切れに過ぎず腕力や格闘スキルの高い者が弱い者から水や食料を奪うというルール無用のとんでもない世界。
そんな時代を生きる北斗神拳という拳法の伝承者ケンシロウが主人公で婚約者のユリアと共に荒廃した時代でも優しい心を持ち過ごしていたのですが、ケンシロウの兄弟子ジャギにそそのかされた友人シンにより絶命寸前の状態になりながらユリアを奪われます。
怒りに燃えたケンシロウは数々の死闘を経てシンを倒すのですが、シンから既にユリアは自殺したと聞かされ再び死闘の旅に出たケンシロウは実はユリアが生きており南斗五車星によってかくまわれていることを知ります。
ユリアがかくまわれているのは実は暴君となった兄弟子ラオウによって狙われており、シンがユリアを守るため南斗五車星にユリアを託したうえ汚名をかぶったからでした。
そして、そのことを知ったケンシロウは遂にラオウと最後の戦いに挑み勝利します。
この兄弟子ラオウというのが今回の記事ではメインとなる人物なのですがまずラオウの外見の特徴などから彼のプロフィールを見ていくことにしましょう。
ラオウという男
まずはラオウの基本プロフィール。
身長210cm、体重145kg、バスト160cm、ウエスト115cm、ヒップ130cm、首周り65cm。
身長は公式設定(週刊少年ジャンプ特別編集『北斗の拳 SPECIAL』の「拳聖烈伝」より)
※演出の都合などにより3~4mほどまで巨大化することも
筋肉質で大柄というのは見た印象でわかるのですが、意外と細かく設定されているんですよね。
漫画のキャラクターということでファンタジー要素の強い漫画だとここまで詳しい設定はないかもしれませんが、設定が人間のキャラということでリアルな感じが必要なのかもしれません。
髪型は逆立てたような短髪で髪色は作品によって銀色だったり黒髪だったりでモデルはアーノルド・シュワルツェネッガーと言わたりしているようですね。
さらに兜とマントをまとい自らを拳王と呼び自身の軍団「拳王軍」を率いて各地を武力で制圧しています。
家族構成は北斗神拳四兄弟の長兄でトキ、サヤカの実兄、ジャギ、ケンシロウの義兄であり、カイオウの実弟という設定。
そして母親は特に誰なのかは明かされていないのですがリュウという息子も。
愛馬は巨大な黒い馬体のとおり黒王号という名前の馬です。
この黒王号がまたとんでもない馬で普通のザコキャラなら黒王号の一撃で圧死してしまうなど普通の馬ではありません(笑)
とにかく何もかもスケールが大きくそれだけでも強烈なイメージを読者に与えていると言えますね。
ラオウ昇魂式(ラオウの葬式)
漫画の登場人物ですが、その人気からかなんと葬儀がおこなわれラオウの死を描いたアニメ映画「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝激闘の章」の公開10日前の2007年4月18日、東京・高輪にある真言宗の高野山東京別院で「ラオウ昇魂式」が行われています。
葬儀には日本はもちろん海外からのファンも多く訪れ盛大にとりおこなわれたそうです。
映画のPRといった面もあるとは思いますが、遺族代表には原作者の武論尊さん、漫画担当の原哲夫さんらが参列し、葬儀委員長は元アリスで歌手の谷村新司さんが務めました。
さらに映画でラオウの声を担当した宇梶剛士さんが弔辞を読み、声優として参加した角田信朗さんがラオウに捧げる演舞を披露するなどもう何でもありです(笑)
こうしたことをおこなうのは過去にも「あしたのジョー」の力石徹や「タッチ」の上杉和也など架空の人物の葬儀が実際に行われたことがあるものの、場所は寺院(宗教施設)ではなかったとのこと。
ラオウの影響力の凄さを物語っていますね。
ラオウの名言
ではいよいよ今回のメインテーマであるラオウの名言に入っていきましょう。
調べてみると本当に数々の名言があるのですが主な名言をタイプ別に分けてラオウから学べるマインドについて考察してみました。
強気(上から目線)な名言
「この世で伝承者はふたりはいらん」
「世に覇者はひとり」
「この世に生をうけたからにはおれはすべてをこの手に握る!!」
「きさまをこの場で倒しておれが最強の男となろう!!」
「やはり神はこの俺と戦いたがっているのだ!」
「ならば神とも戦うまで!」
「神はおれに運を与えた」
「神はわたしとの戦いを読んでいた!」
「神はすでにきさまに死を与えていたのだ!」
「ほう・・・まだむなしい戦いを挑む気か!!」
「愚か者の名を聞こう」
「もはやこのわしを 対等の地にたたせる男は おらぬわ!!」
「きさまの成長をとくとみせてみよ!」
「きさまの闘気などしょせん小波にすぎんことを教えてやるわ!!」
「そんな柔な拳では、この身体に傷一つ残すことはできんわ!」
「言ったはずだ!おれは天を握ると!!!」
「ラオウではない! 拳王と呼べ!!」
「恐怖など のみこんでくれよう!きさまの血とともに!!」
「拳王の肉体は 砕けぬ!折れぬ!!朽ちぬ!!!」
「俺に後退はない!!あるのは前進勝利のみ!!」
「ぬう!! お・・おれは拳王! 拳王は決してひざなど地につかぬ!」
「神」や「天」といった言葉に関する名言が多いですね。
ラオウが目指したのは天を握るということであったようにそれに対する強烈なこだわり、そしてそのためなら神をも倒す存在になるという強い意志が感じられます。
またその自信からか敵に対して強気で挑発的な言葉を投げ、ピンチに陥っても決して最後まで勝つことをあきらめない姿勢も出ていますね。
ビジネスでもとにかく成果が出るまであきらめないマインドが必要ですが、そうした基本を教えてくれます。
優しさの名言
「き・・きかぬ・・・きかぬのだ!!!」
「このラオウにもまだ 涙が残っておったわ・・」
「この血は涙! この一撃は おまえの悲しき宿命への 兄の恨みの一撃とおもえ!!」
「泣きたくば泣くがよい・・もう責めはせぬ」
「同じ道を歩めば同じ運命を背負う! 兄弟ならば 違う道を歩むがいい!」
特に実弟トキとの場面で見せるセリフが多いのですが、天を握るために冷酷非情なマシーンとなっても根本的な所では人間的な優しさを忘れていないように見えますね。
私が現在おこなっているネットビジネスではネット上での機械的な作業と思われがちですが、自分の記事やサイトに訪れるのはGoogleの巡回ロボットだけはなくあくまでも人ということを忘れてはいけません。
どんな人がどんな意図で検索するかといったことを考えたり感じ取ったりする感性の部分が必要で、そうした部分にも当てはめて学ぶことができます。
ポリシーの名言
「心魅かれた女の情けは 男にとって最大の屈辱!!」
「武に生き 覇者となるに 一片の情けも無用!!」
「敗れて命を拾おうとは思わぬわ!!」
「名もいらぬ 光もいらぬ」
「このラオウが望むものは 拳の勝利!」
「死ねばなにごとも無!! どんな死も汚れたヤセ犬の死とかわらぬ!!」
「信念に命を捨てるのもよいだろう だがそれが一体なんになる!!」
「これが・・オレがこの生涯で流す最後の涙となろう!!」
「意志を放棄した人間は人間にあらず! ただ笑いと媚びに生きて何が人間だ!」
「小僧!! 怖くば俺の腕を食いちぎってでも抗え 戦わねば その震えは止まらぬ!!」
「このラオウに必要なのは戦士だ! 媚など男には不要だ!!」
「万人が認めてもこのラオウだけは認めぬ!!」
「俺が体をあずけるのは黒王号のみ」
無用な情けをかけられたり、逆にかけてもらおうと思うことをとにかく恥としているようで武士のような強固なポリシーですね。
勝ったり生きることを大切にしている一方、負けた時は潔い態度をとろうとしていることもうかがわせます。
また、バイクや車で移動している人がほとんどな中、乗るのは自分の愛馬黒王号であることを守り通す点もポリシーと言えるかもしれません。
この点についてはラオウが極端過ぎる部分も正直あると思いますが、最初に挙げた強気な名言と同じくしっかりと自分の意志や目標を守って行動するのは学びたいところです。
謙虚な名言
「うぬの片脚たしかにもらった その片脚うぬの村どころか 一国にも値するわ」
「神に感謝せねばなるまい・・・ わが前にこれだけの男を送り出してくれたことを!!」
「フ・・・フフ・・・ み 見事だ・・・弟よ!!」
天帝編では過去に元斗皇拳の使い手・金色のファルコの村に侵攻した際、村人を守るために片脚を自ら切り落としたファルコの心意気にさすがのラオウも感服しその気持を素直に述べています。
またあれほど「神とも戦うまで」と言っていましたが最後のケンシロウとの死闘のシーンでは、ケンシロウという最高の対戦相手と巡り合わせてくれたことに感謝の気持ちも伝えています。
そしてケンシロウに敗れた際は本当の弟のように優しく褒め称えケンシロウもその言葉に思わず「兄さん」と初めて口にしました。
普段強面な人が見せる優しさとのギャップでまた人間味がありますね。
自分のポリシーを貫くのももちろん大事ですが、共感したり素直に自分の気持を伝える柔軟性や相手を称える謙虚さもビジネスでは必要です。
ゴーイングマイウェイ過ぎる名言
「ケンシロウを捨てろ!! そして今日から このおれを愛するのだ」
「俺はついに天を握った!!
お前は天を握った男にふさわしい女!」
「誰を愛そうがどんなに汚れようがかまわぬ! 最後にこのラオウの横におればよい!!」
「狂者といわれてもかまわぬ!! 俺にはユリアの命が必要なのだ!!」
ユリアを強引にさらっていく際のセリフでよく見られますが、ユリアを手に入れたいがあまり変人に思われても関係ないとかなり強烈な気持ちを伝えています。
ゴーイングマイウェイ過ぎます(笑)
ここは先程の謙虚さと違ってまたラオウの我の強さが全面に出ていますがそうしたことが言える自信や生き方を曲げない点は見習いたいですね。
意外と計画的な名言
「どんな小さな禍根も断つ それがおれの生き方だ!」
「子を放つことはこのおれに対する恨みを放つことになる」
ラオウは多くの武芸者からその秘伝を奪い取り家族とは別々の牢獄に閉じ込めるのですが、自分に対する反乱分子が出てこないうちに元を断っておくという先のことを見すえたセリフです。
ビジネスでは先に起こりそうなリスクがあればそれをできる限り減らして望むことが大切ですがゴーイングマイウェイに生きながらもそうした計画性は持っておくべきと教えてくれているようです。
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人生を通しての名言
「このラオウ 天に帰るに人の手は借りぬ!!」
「見せようぞ!!世紀末覇者ラオウの死にざまを!!」
「我が生涯に 一片の悔いなし!!!」
もうやり残すことはないほど自分の人生は悔いがなかったと言い放つラオウの最後のセリフは数ある名言の中でも一番よく知られているのではないでしょうか。
ユリアにはフラれケンシロウには結局敗れて実は悔いだらけなんじゃないか?といった声もあるようですが、それも含め悔いなく自分のやりたいことをやった結果なら何の悔いもないという意味なのかもしれません。
死に様まで生き様だった、そんな強烈な伝説を残したように思います。
以前に市川海老蔵さんと小林麻央さんのブログについて考察した記事を書いたことがありますがブログって自分の分身でもあり自分が亡くなった後も残ったりするものですよね。
そうした生きた証を残す思いというのはビジネスにおける自分の誇りと言えるようにも思います。
市川海老蔵さんの記事はこちらから
⇒小林麻央の訃報と妻の誕生日に思うブログの意味!残された時間を生きた証に
【追記】
2019年1月に引退した稀勢の里関もラオウが好きで引退発表の際は「土俵人生に一片の悔いもございません」とラオウの名言を引用されていました。
稀勢の里引退会見で「土俵人生に一片の悔いもございません」。キセは北斗の拳のファンで、三つ揃えの化粧まわしのデザインでも用いられた。自らはラオウのものを選択。ラオウの名言「我が生涯に一片の悔いなし」に通じるものはあったのかなあ。修羅の道だったなあ。#稀勢の里 #北斗の拳 #ラオウ pic.twitter.com/8way49gCia
— rock_is_dead11 (@rock_is_dead11) 2019年1月16日
ちょっと勘違いしてしまった名言(迷言)
「トラもきさまを敵とは思わなかったようだな」
ラオウとケンシロウが師匠リュウケンの前で野生の虎と対峙し、いかに虎を制するかという場面だったのですがラオウは一瞬で虎を圧倒する気迫と剛拳を我が物顔で見せつけました。
それに対しケンシロウに触れられた虎は何の反応も示さないという結果に。
しかし、実は虎が動かなかったのはケンシロウを前に恐怖し死を感じての反応だったのですが、ラオウはケンシロウが弱すぎて虎も相手にしなかったと勘違いしていました。
自分の強さを信じるがあまりケンシロウの隠れた真の強さに気づけなかったのかもしれません。
さて、このようにラオウの名言をたどっていくととにかく強気で時には自分が勘違いしているのも気づかずに(気にせずに!?)ゴーイングマイウェイなポリシーを貫く姿勢が特徴です。
ただ一方で他者の強さを認めて称賛したり、優しさが垣間見えるセリフだったりと人間的な面も失ってはいません。
自分の将来に備え失敗の原因を潰しておくという計画的な面も持ち合わせている感じがしますね。
ラオウの行動は経営者向き?ヘタレでも最強な理由
さて、ラオウの名言について紹介してきましたが名言と合わせて興味深いのがラオウの行動です。
名言のところでも少し出てきましたが意外に計画的な部分がありましたよね。
行動については計画的というか一見ヘタレにも思える部分があり、たとえば
南斗水鳥拳の使い手レイを含め戦う前には相手に死を司る星・死兆星を見たかと問い、「見た」という相手としか戦わなかったり、レイとの戦いでは、部下がレイに倒される様子を観察することで動きを見切って完勝しています。
さらに、南斗鳳凰拳の使い手・聖帝サウザーとはあえて戦わずケンシロウとの戦いを観察しながら彼の秘密を見極めようとするなど戦略的な面も持ち合わせています。
またレイとの戦いではマントを使って動きを見えなくさせた所を狙って勝ったり、トキとの戦いでは凶器を使って自分とトキの足を貫いて動けなくするなどあくまでも手段を選ばず勝利をもぎとろうとする姿勢も含め最強と言えるかもしれませんね。
こうしたあくまでも目的を達するために一般的なルールからはみ出たとも思える行動はビジネスで活躍する経営者を思わせる部分があります。
たとえば自分でテレビ局の買収やロケットの打ち上げ、さらには刑務所への収監と話題になったホリエモンこと堀江貴文さんという方がいます。
堀江さんは北斗の拳に出てくるザコキャラのようなモヒカンヘアで収監されるのも話題になりましたが、世間の目を恐れず我が道を行く姿勢はある意味神をも恐れぬラオウと共通しているかもしれません。
最初の方に書いたラオウのモデルと言われているアーノルド・シュワルツェネッガーもそんな要素があります。
筋肉隆々なボディビルダーからスタートし俳優、州知事、実業家など様々な活動を通し総資産は600億円とも言われ、異性関係については女優からモデル、歌手など様々な女性との関係も。
兵役義務の頃に、外出禁止にも関わらず軍に無断で抜け出しボディビル大会に参加したため投獄されてしまうのですが、大会で優勝しているためすぐ放免になったとか。
このようにお金を儲けるのが上手で自分のやりたいことを実現するといった傾向は公務員や会社員など一般的に安定と見られている職業に就いている人よりも独立した事業主に多いようです。
私の個人的なことで言えば会社員時代より筋肉がつきやすくなりはるかに体格はよくなりましたし、個人事業主となることもできました。
ラオウは社会の異端児!?生きづらさを感じたらラオウを目指そう
この北斗の拳という漫画が描かれた当時はノストラダムスの大予言も結局当たらなかった1999年(漫画では199X年)より前の1980年代に描かれた作品でした。
当時からこうした強烈な個性を前面に出していてラオウは間違いなく異端者で社会的に見れば常識から逸脱した存在と言えます。
しかし、そうした破壊的なインパクトというのは自分にはまねできないからこそ多くの人が憧れ、ラオウの人気につながっているのではないでしょうか。
ラオウに比べるとケンシロウやトキは行儀よく真面目な優等生タイプです。
漫画の言動をよく見れば若干天然ボケな感じの所もあるように見えるのですがあくまでも多くの人から見れば模範的な行動をしていますよね。
私の個人的なことですがつい最近人間ドックでバリウム検査をしたのですが、そもそもなぜバリウム検査をしないといけないのかということについて多くの人が何も考えずに受けていると思います。
もちろん医学的にその方法が向いている方もいるようですが、あまりおいしいとは言えないし検査の後がある意味大変で何で毎回こんなに大変なことするんだろうという思いも。
そこに不自由を感じるからこそ他の方法でいこうと考えるものだし、何かから逃げることはそれに変わる対処法を考えての行動であれば決して悪いことではありません。
以前に別の記事で「逃げ恥」というテーマでお話しましたが逃げることも手段の一つです。
それしかないと自分の中で決めつけてしまうから変わることができないのであって、そうした考えを一度さらっと外してしまうことによって意外と楽になることもあります。
私の場合はそれがネットビジネスでした。
逃げ恥の記事はこちらからどうぞ
⇒逃げ恥で人生の枠を取り払おう!社会に縛られない新時代の生き方
プロフィールや他の記事でも書いていますが、社会に出てからはかなり自分のできなささを痛感させられましたし何で自分はこんなに人と違うのかと思ったことも数多くあります。
しかし、それは別の角度から見れば多くの人ができることができなくても自分にできることを発見するきっかけになったりもしますし現実に私が自分の人生を変えることができたのも精神的ストレスで会社を辞めることになったのがきっかけです。
何か大きな決断ができるのも自分に何もないというゼロの状態だったからこそ決断することができのかもしれません。
後に大成する人の中にはそうしたコンプレックスやトラブルを抱えた人も多くいますし、だからこそ大成できる要素になった部分もあると思います。
人に危害を及ぼすようなことをするのはただの勘違いなので人間として最低限の常識は持っておくのは必要ですが、そうでない範囲で自分の好きなことや望むライフスタイルを目指すのはこれからの時代の生き方となっていくのではないでしょうか。
ラオウの名言と行動に学び全身全霊で突き抜けろ!
ということで、今回は北斗の拳の登場人物であるラオウの名言ゼリフに学ぶというテーマでその人気の理由や感じ取れるビジネスマインドについて解説しました。
あなたがラオウのような世間的に変わった人物であってもそれは単に自分の能力がうまく適合しない環境にいるだけかもしれません。
私も最初はそんなに自覚がなかったのですが社会に出てから色々と周りの人との考え方や能力の違いに気づきかされ自分らしい能力の活かし方を見つけることができました。
今となってはそんな転機となった会社員時代に感謝しています。
会社員時代に精神的ストレスで休職していた頃、父から送られたメッセージがあります。
「人生は一点突破」
当時私は新しい部署に就いた際に仕事がうまくいかないもののバンド活動などには相変わらず精を出していたのですが、そんな様子を見ながらしばらくは趣味も大事だけど仕事の方に全自然霊を傾けるようにとのメッセージだったと思います。
当時の私は趣味や遊びも両立してやっていきたいという気持ちがありましたし心の底では仕事が好きになれませんでした。
その後、休職期限が切れ退職に至ってからはバンド活動こそしていましたがそれ以外の時間は後がないという思いでほぼネットビジネス一本に集中し取り組んできたように思います。
私は父の言葉にはささやかな反骨精神を持ちながら色々なことを両立してやろうと思ってたのですが、振り返ってみるとネットビジネスに出会ってからはまさにラオウのように成果を出すことに全身全霊をつくす一点突破の姿勢でした。
人間やはり何か物事を修得するには一心不乱にやる時期が必要なのだと今となっては素直に思えます。
現在はそうした最初の時期も過ぎて、自分にとってネットビジネスはもちろん仕事ではあるのですが、趣味の一部といった感じで仕事と趣味の境界線もほとんどなくバンド以外にも色々なことを楽しみながら過ごしています。
あなたがもし過去の私と同じような悩みを抱えていたらぜひ気軽にお問い合わせフォームからメッセージくださいね。
本当にヘタレだったけど、そんな私でも成果を出すことができたネットビジネスには無限の可能性があります。
今なら無料でSkype相談も受け付けていますのでネットビジネスの魅力や自分が本当に望むライフスタイルの第一歩を感じていただけたら。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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