色々な国を訪れて普段の日常では味わえない体験をする。
真っ先に思いつくのが海外旅行といったことではないでしょうか。
そんな海外に行くにもお金がいりますし、旅をしている間はビジネスで行っているわけでもなければ普通はお金が入ってくるわけでもありませんよね。
しかし、私は海外を旅しながらその間もしっかりとお金を稼いでいたという体験があります。
今回はその時の体験を含め海外での旅を楽しみながら稼ぐための仕事や方法についてお話したいと思います。
目次
海外を旅して暮らすのに必要な費用は?
海外を旅して暮らすのに必要な費用は行く国によっても様々で、東南アジアとかだと物価が日本の3分の1といったケースもありかなり安く済む場合もありますが、一般的に20万円~30万円あれば節約しすぎることもなく生活できるようです。
日本での毎月のお給料の目安と考えればわかりやすいかもしれませんね。
ちなみに節約しながら旅した人の例を挙げてみると世界一周で使った資金が約150万円とだったそうです。
それを一年つまり12ヶ月で割ると12.5万円ということになりますが、あくまでも節約してということなのでやはり余裕を持って毎月20万円以上を目安としておいた方が良さそうですね。
海外に出かけるメリットって?
さて、改めてですが海外を旅するメリットってなんでしょうか?
多くの人が言うように私も実際に海外に行って感じたのは日頃慣れ親しんだ日本から異なる世界に飛び込むことで色々な刺激が得られることです。
日本を離れてみてわかる海外の特徴や良さだったり、逆に日本の特徴や良さがわかることもあります。
私が初めて海外に行ったのは大学時代のイギリス留学だったのですが見るもの全てが新鮮で毎日が驚きの連続でした。
食べ物も建物も出会う人も見たことのない世界に囲まれていると自分が知らない世界ってまだまだいっぱいあるんだなと感じさせてくれますね。
必ずというわけではありませんが非日常的な空間に自分を置くことで、新たな発想が生まれたり今までの価値観がガラッと変わるといったことも旅のメリットです。
その他にも日本より安く商品が買えたりサービスの違いなどを知ることもできますね。
たとえば、イギリスに行った時は日曜になるとスーパーが閉まっていて買い物ができなかったりするのですが消費者にとっては不便だけれども労働者にとってはありがたいことかもしれません。
そのような日本との違いを通して便利さとゆとりという両方の面から労働環境について考えるきっかけにもなります。
外国や外国人に対しての抵抗といったものも人によっては変わる場合がありますね。
あとは語学力がなくても自分が伝えたいという気持ちがあれば案外通じるといった経験を通してコミュニケーションの壁は思ったよりも低いということを体感できるかもしれません。
海外での仕事や就職は厳しい?
そうした海外での体験をとおして、あるいはまだ行ったことはないけれど海外の仕事に憧れを持っているという方もおられるかもしれません。
また、今の日本の職場環境が嫌で海外での働き方に憧れている方も多いようですね。
実際のところ海外での仕事や海外で働くことについて現実はどうなのでしょうか?
まず海外で働くための一般的な方法について挙げてみましょう。
一般的に海外で働く際の流れとしては求人サイトへ登録して、履歴書や経歴をインターネツトに載せたり、日系企業などで働いている友達に求人があるか聞いてみるなど口コミ情報を集めたりといった形になるようです。
また、必ずしも希望が通るかどうかは限りませんが日本企業の社員で海外の駐在員になるというケースもありますね。
ただ、ガチで就職するならともかくあくまで旅をしながらということであればそこまでしている余裕もないですよね。
また、海外の仕事は地域にもよりますが、日本での生活に慣れていると現地での給料ではきつかったり、仕事が楽といったイメージを持っている方も多いようですが実際にはむしろ日本より大変といった場合もあります。
ということで、次にあくまでも旅をしながらということでできる仕事を見ていきたいと思います。
海外で旅を楽しみながらお金を稼ぐおすすめの仕事や方法とは?
では、実際に旅をしながら海外で働いている人の例を挙げてその仕事や方法について探っていくことにしましょう。
旅をしながらする仕事には大きく分けて、現地にいなくてもできる場所を選ばない仕事と現地だからこそできるその場での仕事があります。
前者は主にネットを使った仕事と言えますね。
ではそれぞれ見ていくことにしましょう。
【現地にいなくてもできる仕事】
◆ライター
文章を書く人ということですが、旅に関係することを書いて生計を立てている人や旅とは関係ないことで生計を立てている人がいます。
旅に関係することを書く場合は旅をしながら旅をとおして見たものや感じたことなどを自分というフィルターを通して発信するスタイルになり、こちらはトラベルライターというそうですが旅をすること自体も仕事に含まれると言えるでしょう。
一方、旅の体験と関係なく発信している人はメディアを育てて旅をしている間は仕事というよりも旅を楽しみながらその間はメディアが自動的に稼いでくれるスタイルをとっています。
ブログライターと呼ばれるような人たちですが私も旅をしている間に自動的に稼げるような仕組みを作っているので後者のスタイルと言えます。
YouTubeに動画をアップしたりメルマガを運営したりというのもこれに当てはまりますね。
◆Webメディアコンサルタント
ウェブサイトを使っておこなう集客についてのアドバイスをおこなったり、Web関係全般において経営的なアドバイスをおこなうといった仕事です。
コンサルタント会社に就職して経験を積みながら独立という場合もありますし、最初から自分で実績を作って活動するといった場合もあります。
海外を旅していてもネット環境さえあればやり取りはできますし、旅先に顧客がいれば現地での仕事もおこなえるといったように幅広く対応できる仕事ですね。
◆クラウドワーカー
クライアントが運営するサイトの記事作成を担当したりデザイン、サイトの運営などを担うといった仕事です。
報酬はクライアントによって様々で基本は報酬単価が高いとは言えないことが多いので数を多くこなさないと収入に結びつかないことがあります。
いわゆるアフィリエイターが雇う外注といったスタイルの仕事ですね。
最初は経験のために外注として仕事をするのもいいかもしれませんが、その中でスキルを身につけて自分もアフィリエイターとして独立するという方法もあります。
◆エンジニア、プログラマー
エンジニアやプログラマーの経験があるならそれをそのままいかしてフリーエンジニアやフリープログラマーになるという手があります。
会社に勤めて給料をもらうよりも報酬が高い場合があり、クライアントによっては簡単なゲームやアプリを作成できるといった程度のスキルでも任せてもらえる場合があります。
語学力がなくても技術で勝負する仕事なので何かそうしたスキルを持った人は海外でも重宝されているようです。
【現地だからこそできるその場での仕事】
◆カメラマン
自分が撮った写真で生計を立てている人たちです。
扱っているジャンルはその人によって様々ですが、先ほどのライターと同じように自分が旅する中で撮影したものを商品にする場合もあれば、旅とは関係なく日頃撮影したものを旅先で売ったりといった場合もあります。
撮影技術が高かったり興味をひくような写真をとることができれば海外でもそれを武器にすることができるでしょう。
また、プロでなくても色々な写真を撮っているうちに写真を見る目も養われていくのでそれに応じて腕前も上ってきます。
これはいいと思う写真が撮れたらネット環境を通じて海外の iStock、Shutterstock、Twenty20 などで世界中に販売することもできるそうなのでチャレンジしてみるのもありですね。
サイトに登録して写真をアップロードしたら、写真の内容に関するキーワードを入れて検索されるようにつなげていくという流れです。
◆輸出入品のバイヤー
海外に行くと有名ブランドのバッグや財布などは実は日本で買うよりも4~5割安い場合があり、海外で安く手に入れた商品を日本で自分のサイトやAmazonなどで販売し収益を得る仕事です。
買い物を楽しみながらお金が手に入るという何とも素敵な仕事ですが、そうした商品を見分ける能力だったり、購入するための資金が必要です。
◆ガイド兼通訳
海外での観光ガイドなどをしながら通訳もこなすといった方々です。
その土地について詳しく知っているだけでなくその土地の言葉も自在に話せれば有利ですよね。
語学力が必要なのでそうした勉強をしないといけませんが観光のサポートをしてくれる存在として需要は大きいと言えるでしょう。
◆NGOコーディネーター
JICA(独立行政法人国際協力機構)で募集されており、日本のNGOの方々が開発途上国の現場で国際協力活動を行う際の支援と、NGOとJICAの連携促進を主な目的として、主要なJICA在外事務所のジャパンデスクで専任のコーディネーターとして働く仕事です。
活動希望内容と支援要請内容を整理して、ボランティアする側と受入れ側を上手く繋ぐなどまさにコーディネーター(調整役)という感じですね。
ボランティアコーディネーション力検定といった資格もあるようで、そうした資格取得の勉強をしながら働いている方もいるようです。
◆農業コンサルタント
農作物が育たないような土地などを現場の状況からどのようにすれば農業ができるようにするかといったアドバイスをおこなう仕事です。
国内だけでなく海外からも問合せがあるそうで、東南アジアなどでは特に需要があるようですね。
コンサルがうまくいって収穫量が増えれば、それに応じて出荷量が増えるため農家の方の収入にもつながりおいしく体に優しい野菜を揉めている消費者のためにも役立つ仕事と言えます。
◆大道芸人、ストリートミュージシャン
日本でも見かけることが多くなりましたが、路上でパフォーマンスや演奏をおこないながらお金を得る仕事です。
単に趣味や音楽活動の一環でやっている人も多いですが、人を多く集めることができればその中でチップをくれたり自分の作品を買ってくれたりする人が出てくることもあるので何かそうした才能があれば海外でも活動できる可能性があります。
ただ、警察などから注意を受ける可能性もあるので注意が必要です。
大道芸に対して理解のある国では、「大道芸許可」のような届出をすることで、一定の場所や時間内に大道芸を披露してチップを稼ぐことが許される場合もあるようなのでその国の事情を確認して届け出が有効であれば申請してみるのもありでしょう。
たとえば、ロンドンでは地下鉄の駅で演奏するミュージシャンやパフォーマーに許可証を発行しており、彼らはロンドンの地下鉄で演奏するために厳しいオーディションを通過し、ライセンスを勝ち取った人たちでもあるそうです。
路上で活動できるのはそれだけの実力を持っている証という場合もあるようですね。
いかがだったでしょうか?
色々と挙げてみましたが旅をしながら現地だからこそできる仕事と、場所を選ばずできるあるいは旅の間何もしなくてもお金が入る仕事があります。
もちろん仕事をしながらの旅も悪くないと思いますが、多くの人は旅先で仕事のことは忘れて思いっきり遊びたいのではないかと思います。
もちろん私もそうです(笑)
挙げてみた中でもネットを使った仕事というのがやはりそうした環境を作ることができると言えると思います。
では次に海外で遊びながら自動的に稼ぐために必要な物について取り上げていきますね。
海外でノマドするのに必要な物は?
海外でも場所を選ばずにできる仕事すなわちノマドワークと呼ばれたりするものですが、今回は私が主におこなっているライターについて取り上げてみましょう。
必要なものは当然のことながらネット環境なわけですがWi-Fi機器は、日本の場合はカフェやファーストフード店などで、フリーWi-Fiがある場合が多いのでそこまで必需品というわけではないですが海外はフリーWi-Fiがどこにでもあるというわけではありません。
飲食店に限らず、観光地など場所を選ばずに作業したいのであればWi-Fi機器は必須ですね。
そして、使用するパソコンですが持ち運びが便利なノートパソコンがいいですね。
パソコンでなくタブレットでも代用できるという方もいるかもしれませんが、そこは日本と同じく作業する際に限界が出てくる部分があると思いますので自分専用のパソコンは用意しておきましょう。
さらに海外と言えば電圧が異なる場合があるので、行く国によって対応したものが必要になります。
様々な国を旅するのであれば電源プラグは全世界対応のものがおすすめです。
全てに対応しているタイプのものなら、調べる必要もないので便利ですね。
また、機器側に変圧機能が備わっていないことも多く機器を壊さないためにも、変圧器と電源プラグはセットで持っておくことが望ましいです。
スマホの充電は日本でも頻繁にしている方が多いと思いますが海外だとなおさらです。
知らない土地で迷ってしまった時などスマホの電池が切れて連絡できないといったことがないように大容量のモバイルバッテリーも準備しておきましょう。
最後に海外だとビーチなど水辺に出かけることもあると思いますが、そうした場所にも機器を持っていく場合水濡れと盗難を避けなければいけません。
そのために防水性の高いウエストポーチを持っておきましょう。
水濡れも防止できますし、肌身離さず持っている状態なので盗難の不安も避けることができますね。
海外を旅しながら自動で稼いだ私の夏フェス体験記!
では最後に、私の体験記の一つとしてネットビジネスをしていたおかげでグアム島での夏フェスに参加しながら自動でお金を稼いだ話をお送りしたいと思います。
ある年のことなのですが、私が趣味でおこなっているバンドが平日に開催されるグアムでの夏フェスに参加できることが決まりました。
オーストラリアなどでは何度かライブをしたことがあるのですが初のアメリカ(正確にはオセアニアですが)上陸ということで行く前から全員大変わくわくしていました。
バンドの記念すべき初アメリカツアーとなった夏フェスの会場は、グアムのタモン地区にあるYpao Beachという所です。
ビーチフェスティバルですから当然海の近くにあるわけですが、グアムに到着するまでの飛行機の中で今か今かと楽しみにしていました。
メンバーは各自現地集合で、現地入りした日はバラバラだったのですが私が現地入りした11日の深夜からちょっとしたプチパニック状態が・・・
空港でメンバーのレンタカーで迎えに来てもらう予定だったのですが、そのレンタカーがなかなか来ず、実はタイヤがパンクしていたことが判明。
その日はタクシーでホテルに向かうことになったのですが、タクシーに乗るちょうど直前に南国特有の現象、スコールというものがいきなり襲いかかりずぶ濡れになりながらようやくホテルへたどり着いたのでした。
そして、ホテルが一緒だったメンバーと合流し翌日は晴れていたので少しグアムの自然を味わいに昼食がてらショッピングセンターなどを散策していたのですが、
昼食でショッピングモール内にあるボリューミーにもかかわらずデリシャスなピザを味わっていたらいつの間にかこれまた大量のスコールが・・・
「午後からライブのリハーサルなのにリハ含めライブ本番どうなるんだろう」
とまさに暗雲がよぎりまくりました。
ところが、我々の日頃のおこないが良いせいなのか(?)
ちょうどバスでホテルへ帰る途中またいつの間にか雨はあがり始めたのでした。
そんなわけで、天気も回復しいざリハーサルへ!
ライブ会場はこんな感じのビーチに建てられた大きな特設ステージで感動しましたね。
ステージに上がると目の前には海が広がり太陽が頭上に輝き、いつか南国のこんなステージに立ちたいと思っていた夢が早くもかなったようでした。
グアム政府観光局主催ということで、現地のグアムTVも参加しています。
ちょっとスターになったような気分でした。
そして無事リハも終わり、いよいよ本番。
DJの大きな外国人が私の隣でMCをしていてまさに夏フェスの雰囲気満載です。
そして、メンバーのギターによる英語のMCとバンドの大音量の演奏によって壮大なオープニングからライブがスタート!
1曲目はローリングストーンズの「ホンキー・トンク・ウィメン」 (Honky Tonk Women)
海外の方にももちろんおなじみの曲なので、さっそく観客の手ごたえが感じられました。
続く2曲目は私が英語のMCを担当し日本の名曲ということで沢田研二さんの曲を披露。
グアムに着くまでの間になぐり書きした英語の台本を何回も前日に読んでいたのですが、当日はカンペに頼ることなく無事話すことができました。
今回はメンバーの一人がウクレレを持ち込んでいたので南国サウンドに♪
そして、3曲目は夏にふさわしくザ・フーの「サマータイムブルース」
4曲目は季節はずれのクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」をロックバージョンで演奏。
曲紹介は英語に堪能なメンバーがいたので一人のメンバーが日本語で話すのを通訳担当のメンバーが英語にしながら同時通訳もおこない演奏はもちろん、国際色も同時にアピールすることができました。
そして、ラスト5曲目は童謡「大きな古時計」をロックにアレンジし最後とばかりにメンバーのボルテージも最高潮に達し、終了後は大きな拍手を受けながらスタッフが用意してくれた勝利の美酒に酔いしれたのでした。
その後は地元の外国人バンドが演奏するおしゃれなステージを楽しんで会場を後にしたのですがライブの打上げで店へ移動する際にまたもやあのスコールが…
何かと雨に見舞われましたがお店でライブの成功を祝いながら次なるステージに期待を膨らませるのでありました。
ちなみに入ったお店も途中から外国人ユニットの生演奏があったりと何だか本当に音楽づくしでしたね。
こんな感じで一日中バンド三昧だったのですが日本に帰ったらグアムに滞在していた間の収益もしっかりと発生していました。
旅をしながら色々なことを経験するとそれは新たな自分の中の引き出しになりますし、思わぬところからインスピレーションが生まれたりもします。
私はこのツアーを通して新たな曲を書くことができましたし、こうやってサイトのコンテンツにすることもできています。
今回は海外で旅を楽しみながら自動で稼ぐ方法というテーマで私の夏フェス体験記についても書いてみましたが、もしあなたが自由な時間に好きな場所で楽しみながら稼ぎたいというのであればネットビジネスで稼いだ秘密を公開しているので下の画像からチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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