こんにちは、SYU1です。
今日は以前に参加したお笑い芸人友近さんの講演会のことについて書きたいと思います。
芸人の友近さんが急にセミナー講師でもなったのかと初めて聞く方はちょっとびっくりですよね(笑)
講演会の内容を振り返ってみてもかなりビジネスに役立つ内容が多かったのでその時の様子も含めてお伝えしていきますね。
目次
セミナー講師友近の講演会に参加!
実はこれ私が電車に乗っている時に見つけたのですがDODAという転職サイトを運営する会社が主催する就職博覧会の中で開かれた講演会です。
他にも様々な方が転職に関してのアドバイスをされているのですがやはり芸能人が講演するとなると注目度は断然違いますね。
広告を見た瞬間すぐさま行ってみたくなりました。
ということで、友近さんの講演会を聴くことが目的で就職博覧会に潜入(笑)
大学三年で最初に就職活動していた頃よく行っていましたが就職博の雰囲気というのも何だか懐かしかったですね。
会場に入るにはエントリーシートを作成しないと入れなかったので、会場の中にある専用のパソコンを使ってささっとエントリーシートを作成。
私が講演会の会場に入った時にはすでに会場の座席は埋まっていて、立ち見の方もいっぱい。
私も立ち見でよく見える所にポジションを置いて講演会を聴いていました。
友近さんはアップにしたおだんごヘアに白い服と赤い大きなネックレスの姿で登場。
講演が始まるとお笑い芸人と言うより本当に一セミナー講師という感じで流暢に自分の経験を元にした仕事への考え方などをお話されていました。
最初は芸人になる前、愛媛で旅館の仲居をしていた頃のお話から。
旅館には入れ墨をしたヤ○ザの人も来ることがあって、友近さんはそんな人に興味を持って自分から積極的に話しかけていったそうです。
仲居をしていた頃の経験が芸能活動に
相手も自分が世間から見られている姿というのを意識しているはずなので、そこでの距離感を上手く取りながら「きれいな彫り物ですね」と声をかけると相手も「もうすぐ完成や」といった具合に相手の心を刺激する言葉を選びながら相手も思わず笑って返していたとか。
そして、一年ほど仲居の仕事をしていたのですがお客が求めているものより旅館の社長の言うことを優先する雰囲気に疑問を感じ一方で憧れていた芸人の道へ進むことになったそうです。
友近の観察力の凄さの秘密とマインドセット
常にお客の視線や動きを一番に考える姿勢というのはこの頃から備わっていたようで、それが自身の観察力にもつながっていると話されていました。
テレビ局のスタッフの仕事ぶりを見ていても、スタッフが芸人に対しての気配りができている所はやはり局の視聴率などもよく逆に芸人に対してぞんざいな感じの局は今落ち目になっているという話も。
芸人の仕事では最初愛媛のテレビ番組でリポーターなどをされていて、その時単に情報を伝えるだけでなく得意のものまねなど笑いの要素を入れながらやっていたそうですが
「そうした笑いの要素など入れずに情報だけを提供した方がいい」という番組側との意見の違いもあったとか。
しかし、友近さんは全ての人に好かれようとするよりも笑いを入れた自分のスタイルを求めている人がいることにも手ごたえを感じあくまで自分のスタイルを信じて貫いたそうです。
吉本に入ってからも自分が信じた笑いのスタイルを貫いていくとやがて、プロの芸人から評価されていきそれにつれてファンも多くなっていきました。
ベストセラーになった「嫌われる勇気」という本の名前も出てきたりとかなりマインドセットがしっかりした方だなという感じがしましたね。
また、多くの人がやっていることでなく違う角度から見てどんなことができるのかということも考えられていて、その一つがミナミの帝王に出て来る秘書のみどりのものまねでした。
竹内力さんのものまねをやる方は多いですが、そうではなく秘書のものまねをする目のつけどころはさすがです。
意外なキャラのものまねをチョイス
そうした観察力が評価され、NHK朝ドラ「あさが来た」のオファーが来たのも友近さんのドラマの演技というより、そうした観察力の素晴らしさを気に入ったドラマの作家の夫が友近さんを指名されたそうです。
プロデューサーではなく作家の、しかもその夫という所がまた面白いですね。
講演会の中では「人生は一度きりだからやりたいことをやらないと損」という言葉も何度も出てきてさながらネットビジネスの講義のようでもありました。
最初の30分間ほどはそうした友近さんのお話で、その後20分ほど質疑応答の場となりましたが私を含め多くの方の質問に丁寧に答えてくださり本当にお笑い芸人と知らなければセミナー講師そのものという感じでした。
こうした講演会などがあればぜひ参加されてみることをおすすめします。
日頃間近で触れる機会が少ないプロの方のお話というのはそれだけでも貴重な体験になりますよ。
ということで、今回は友近さんの講演会を振り返りながら学んだことについてお送りしました。
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