聖路加国際病院名誉院長で長寿の医師としても大変有名な日野原重明さんが105歳で亡くなられました。
100歳を越えてなお現役で活躍されており本当に最後まで生を全うされたという感じがします。
日野原さんは「生きかた上手」という本を出されており私も読んだことがあるのですが、生涯現役社会と言われるなか日野原さんに学ぶ点は多いように思います。
ということで、今回は生き方ということで生涯現役社会を生き抜くビジネスについて考えてみたいと思います。
目次
日野原重明の生き方上手に学ぶ!
日野原重明さんは「生きかた上手」以外にも数々の本やインタビューなどで生きることについての深い発言をされているのですがその中に次のような言葉があります。
私たちの身体は土でできており、
身体は早晩、土に還る。
私たちは、この土の器の中に、
はかりしれない宝を入れることが出来る。
私たちの寿命は、
土の身体に何を容れるかを
模索することで費やされる。
器は器のためにあるのではなく、
中に何ものかを容れるためにあるからである。
器のためにあるのではなく、その中に何を入れるかが大切だというのが深いですね。
自分が亡くなる時のことを考えて、生きている時間をいかに濃いものにするかとうのは以前書いた小林麻央さんのところでも感じましたが日野原さんも生涯現役で活動されてきたことを通じて証明されてきたように思います。
日野原さんの著書「生きかた上手」
また、そうしたバイタリティ溢れる方だけに「型破り」ということにも通じる言葉も残されています。
何事も、今ある規則のとおりに
やっていたのでは進歩はない。
規則を破るようなことをやらないと、
現状はなかなか変わらない。
規則を破ったとしても、
皆が応援するような破り方をすればよい。
そうすれば、
新しい良い規則がずっと早く出来る。
ここで大事なポイントはこれまでの現状を変えるということももちろんそうですが、
「皆が応援するような破り方」という点。
単に何でも破ったらいいというわけではなく、それが多くの人のためにつながることが大切ということですね。
日野原さんは東京大空襲の際に満足な医療が出来なかった経験から「過剰投資ではないか」という批判を抑えて、非常時にも機能できるように広大なロビーや礼拝堂施設を備えた病棟を建設するのですが、
地下鉄サリン事件の際、被害にあった方をいち早く受け入れ応急処置の場として機能したことが公になってからは反対していた声もなくなったとか。
これまでのルールといったものを破りつつそれが人のために役立ちやがては応援されるという見本のように感じました。
生涯現役社会で老後もできるビジネス
さて、日野原重明さんのように医師として生涯現役で活動される方もいらっしゃると思いますが、誰もが医師のような専門職に就いているわけではありません。
なので、自分には無縁のことだともしかしたら感じてしまうかもしれませんが
色々考えてみると老後でも活躍できる仕事の一つはまさに今やっているネットビジネスではないかと思いました。
元々定年といった概念がなくある意味専門職とも言えます。
医師になるためには医大に入学したり特別な技術を修得したりと考えただけでも様々なハードルがありますがネットビジネスというのはそうした学歴や特別な技術を持っているかどうかというのは関係ありません。
もちろん色々なことを自ら勉強していかなければならないのは共通する部分ですが、誰でも気軽に始められるものですし稼ぐ方法と能力を身につければ本当に一生ものと言えるほど大きな力になります。
何かを社会に発信していくということで言えば日野原さんのように自分の生き方を形に残すことにもなりますし自分が実際に稼いで学んできたことを人に教えることによって人から感謝されることにもつながります。
では、最後にもう一つ日野原さんの残した言葉をお送りしたいと思います。
鳥は飛び方を
変えることは出来ない。
動物は這い方、走り方を
変えることは出来ない。
しかし、人間は
生き方を変えることが出来る。
人間だけが持つ自分の手で生き方を変える力をぜひ活かしていきたいものですね。
ということで、今回は日野原重明さんの生き方をとおして生涯現役で活躍できるビジネスについて考えてみました。
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