朝の情報番組で「SNSでビジネス!キラキラ起業女子の実態」ということで
起業女子なるものが特集されていました。
今や誰もがSNSなどを使って様々な発信ができるということで集客のために自撮りでいい写真を撮ってアップするためにレッスン代を払ったりしているといった内容。
番組をきっかけに私も色々と調べてみたところ、自分がさも稼いでいるかのような見せ方をするために高いホテルのラウンジで自撮りした写真をアップしまくったり、自分たちがキラキラ輝いている様子を演出するところからキラキラ起業女子といったりもするそうですね。
言葉だけが若干先行している感じもあるのですが、今回はこうした現象を通じて感じたことをまとめてみたいと思います。
目次
キラキラ起業女子のSNS活用が痛い?
キラキラ起業女子というネーミングからして何だか不思議ちゃんな感じがするのですが、キラキラ起業女子というのは自分でビジネスをおこない稼ぐために、自身の能力を磨くセミナーに投資したりSNSを通じて集客をおこなったりしている女性といった意味で使われています。
私がおこなっているネットビジネスにおいても、自分で稼ぐ能力をつけるということや自己投資するということ自体については重要なのでその通りだと共感できるのですが
気になったのはSNSで集客できるように自撮りの方法を学んだり自己投資のために切り詰めた生活をしているという点。
SNSを活用すること自体は別に間違っていないのですが、ネットビジネスであれリアルビジネスであれSNSの活用の仕方が何だか間違った方向に向かっているような印象を受けました。
自撮りのレッスンも
番組では自撮りが上手くてFacebookの「いいね」が多い人が勝ちといったような内容が語られたりしていましたが、Facebookの「いいね」が多いから集客につながるかというと実際そうではありませんし、自撮りが上手いから直接ビジネスに影響するというわけでもありません。
実際いいねを押している人というのも自分の内輪だけといったパターンが多いですし、単なる挨拶がわりのような感じで押してる人が多いのが本当のところです。
また、そうしたSNSでのアピールというのも見る人からすると単なる目立ちたがりで「痛い」というように感じる人も多いですし、そんな様子を見てそれが即本当に稼いでいると信用されるのかと言えば必ずしもそうとは言えないのが現状。
番組では自撮りレッスンに一万円以上かけているという様子が紹介されていましたが、そこまで投資すべき内容なのかは疑問が残るところですね。
本当のキラキラ起業女子になるために自撮りより大切なものを磨こう
本当のキラキラ起業女子というのはむしろそんなアピールをせずともシンプルに稼いで暮らしている人のような気がします。
もちろん、ブランディングといった見せ方の面でそういう方法もあるというのは私もネットビジネスをおこなっているうえでよくわかるのですが目的と手段が入れ替わってしまわないように注意しないといけません。
目的と手段の混同に注意
実際、キラキラ起業女子の中でも月に一万円以上も稼げていない人がほとんどなのだとか。
少なくともまだ生活するのにも充分稼げていないようなうちは自撮りでSNSに時間を費やして自己満足に浸っているよりこつこつと地道な作業を進めていく時間にあてる方が大切です。
番組ではコメンテーターの方が、アメリカでゴールドラッシュが起きた時一番儲かったのはツルハシや作業着を貸した人といったことを語られていましたが本当に稼いでいる人というのはそのように目立たずとも本質的な部分をつかんで動いている人のように思います。
ということで、今回はキラキラ起業女子のSNS活用というテーマを通して考えてみました。
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