どうも、大阪生まれ大阪育ちのSYU1やで!
と、いきなり関西弁で今回は始まりましたが急にキャラが変わったわけではありません(笑)
先日から「マクドナルド東西対決」という企画がマクドナルで発表され「マクドナルド」のことをどう呼ぶか東西それぞれのハンバーガーに対する反応で決めるというものがありました。
関東では「マック」、関西では「マクド」というのが一般的な呼び方のようですが結果はマクド側の勝利となり公式ホームページではカサノバ社長のメッセージが関西弁に変わるという事態に!
私も関西人なのでマクドが勝利したことは純粋に嬉しいのですが、勝利を受けて発表されたメッセージを見て感じたことをふまえながら考察していきたいと思います。
目次
マクドナルド東西対決社長の関西弁に違和感!?
まず、今回のマクドナルド東西対決の内容について簡単に説明しておくと関東代表の「東京ローストビーフバーガー」と関西代表の「大阪ビーフカツバーガー」を8月9日から期間限定販売し、どちらの商品名のツイート数、およびリツイート数が多いかで勝利を決めるというもの。
※価格は東京ローストビーフバーガーが440円で大阪ビーフカツバーガーが390円と若干価格に差はあり。
そして、その結果関西の「大阪ビーフカツバーガー」が勝利し公式ホームページの社長のコメントが関西弁に変更されたというわけです。
社長のメッセージの一部を抜粋すると以下のとおり。
「マクドは、お店に来はるすべてのお客様に、いつでも最高のお食事体験を提供することを目指してますねん。ゆうても簡単なことちゃいます。」
「ゆうてもそれだけちゃいまっせ。ウチらマクドは責任感を持って、ええ企業市民であることが大事やと思ってます。」
関西人の私からしてもこれはちょっと誇張しすぎではという違和感が(笑)
というのも、「ますねん」とか「まっせ」とか普段使う人はおそらくいても少数なのではないでしょうか。
少なくとも私は使ったことがありません^^;
社長のメッセージが関西弁に
地域や年齢によっては使う方もいるのかもしれませんが「関西弁のイメージてこうなんや」と何だかちょっと複雑な気持ちになって瞬間でもありました。
これだけ徹底的に変えるなら「思ってます」も「思てます」にした方がいいんじゃないかと思ったり。
吉本興業の芸人が関西に次々と進出したこともあり、最近では関西弁も全国的にメジャーな感じになってきたように思いますが、それでもこのようにどこか関西弁のイメージって少し現実と違うような使われ方をしているなと思う時がよくあるんですよね。
マクドナルド東西対決勝利のカギはイメージ戦略?
そのようにマクドナルド東西対決にマクドが勝利したにも関わらずちょっと複雑な感想を抱いた私ですが、実際に何かを売り出す時にこのようなある意味ステレオタイプ的なイメージというのは効果的な部分もあります。
今回の社長の関西弁のメッセージが実際普段多くの人が使う関西弁のようにマイルドな感じであれば逆に響かなかったかもしれません。
そして、私も違和感を抱きつつも今回のこてこて過ぎる関西弁は面白いなと思いましたし、今回関西が勝利した理由も「関西が勝つと面白いことが起こるかもしれない」と期待感を抱かせる要素が実はありました。
というのも、元々「マクド」を使う地域というのは全国的に見ても少数派で関西圏と四国だけで11府県しかなくマクドの勢力圏というのは日本の中でも約四分の一しかないわけですね。
そのため、もし関西が勝利した場合は特別企画としてマクドナルド公式ページの一部がマクド仕様になるかもしれないということがあらかじめ伝えられていました。
圧倒的に少数派だったマクド軍
もちろん単純に味のおいしさや価格的に大阪ビーフカツバーガーの方が少し安かったという部分もあるかもしれませんが、特別企画で何か起こるかもしれないというイメージ戦略が少なからず勝利の一因にあったような気がします。
もしかしたらマクド軍が勝利するように誘導する戦略だったのかもしれません。
そういう意味でも今回のマクドナルドの東西対決は
「やっぱりマクドって面白いことしてくれるやん」と感じる部分がありました。
個人でビジネスをおこなうにしても何か新しいことを始めたり新しいものを生み出したりするうえで、こうした企業のキャンペーンや取り組みというのは参考になる部分があるのでぜひ日常の中でも色々な所に目を向けていくようにしてみましょう。
ということで、今回はマクドナルド東西対決からイメージ戦略といったことについて考察してみました。
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