TikTok(ティックトック)という言葉が2018年の流行キーワードの中にも入り、若い世代を中心に少しずつ浸透してきました。
もしかしたらまだご存知ないという方も多いかもしれませんが、現在このTikTokを使って動画配信や情報を発信している人をTikToker(ティックトッカー)と呼んだりもします。
動画関係ということで今ではすっかり幅広い世代に浸透したYouTuberと同じようなイメージを持つ方も多いかもしれませんが、YouTuberとはどう違うのでしょうか?
YouTuberのように稼げるのか、広告収入やビジネスモデルなどについても気になるところですね。
ということで、今回はそんなTikToker(ティックトッカー)について探りながら今後のビジネス展開などについて考えたいと思います。
目次
TikToker(ティックトッカー)とは?
さて、そもそもまだTikToker(ティックトッカー)とはなんぞや?という方のためにまず説明しておきたいと思います。
TikTokとは中国発の動画アプリで短い内容でインパクトのある動きや表情を撮ってそれを配信するというもの。
同じようなものとしては以前6秒動画として流行したVine(ヴァイン)に近いイメージでしょうか。
映画出演やテレビにも時々出演するようになった大関れいかさんなどが有名になりました。
実はVineは現在既に閉鎖されており、何だかその受け皿のような感じがしないでもないようですね。
ただ、最近は有名YouTuberがティックトックのアプリを宣伝したりとApp Storeのアプリダウンロードランキングもトップ10に食い込んだりと若い世代を中心にものすごい勢いで注目が高まっています。
TikTokヒカキンにフォローされとんの
知らんでさっき友達から聞いたww
うれしみず😳❤️ すぐ返した(笑) pic.twitter.com/2IIeuXxwg0— 七瀬るい🦋 (@rui_nanase3) 2019年2月4日
Vineが6秒間だったのに対し、Tik Tokは15秒間と少し長めになっておりその分発信できる時間も増えてちょうどいいぐらいと感じている方も多いかもしれませんね。
TikToker(ティックトッカー)は広告収入で稼げるのか?
では、そのようなTikTokを使って発信しているTikTokerはYouTuberのように稼げるのかという点について見ていきましょう。
そもそもティックトックには広告があるのかということですが、これは2018年の最初の段階ではそもそもティックトック自体に広告というものが全く見られませんでした。
ティックトッカーはもとより企業が収益を得るための広告というものもなかったんですね。
ただ、2019年1月入ってから少し動きが変わってきてTikTokを提供するByteDanceが広告配信プラットフォーム「TikTok Ads」を全面リニューアルしユーザーの試聴コンテンツに合わせた広告の配信など配信体制を整備していくことを発表。
本日開催されたソフトバンクグループの第3四半期決算説明会。
プレゼン資料では2箇所でByteDanceに言及。
後日公開される動画で、孫さんがどこまでTikTokに言及したのかが明らかになる。https://t.co/k7cveiZHVA pic.twitter.com/5PWCyHaZir
— toricago 🌈 TikToker (@trcgo) 2019年2月6日
同じように、広告企業のセプテーニがTikTok広告の研究やノウハウ蓄積を行うTikTok LABの設立を発表したり、ネット広告企業のオプトがTikTok広告動画を制作する事業を開始するなどいよいよ様々な企業がティックトックに注目する動きが出てきました。
TikTokユーザーがTikTok内でみたり聴いたりした曲を「あ、TikTokの曲だ」と言ったりするし、企業広告として流行っているハッシュタグチャレンジで使用されている曲が同企業のTVCMなどの別メディアでも流れてると「あ、TikTokの曲だ」と思うことから、TikTokは聴覚をめっちゃ支配している気がするで。 pic.twitter.com/47EFU9jPno
— スー@ホラーポップパフォーマー (@su_horrorpop) 2019年2月14日
このような企業の動きや若者を中心に人気ということなので、YouTuberのように稼いでいる人たちもいるのではと思いがちなのですが実は今のところティックトッカーがYouTuberのように自身のチャンネルから収益化するような広告のシステムありません。
なので、YouTuberのように広告収入を得ているわけではないんですね。
いわゆる一般的にTikTokを使っている多くの若者はお金を稼ぐことというよりも、自分のことを見てほしいという自己承認、自己表現の面が大きいと言えるでしょう。
このあたりはTikTokよりも前に浸透したインスタグラムに近い面があるように思います。
いわゆる「インスタ映え」あるいは「インスタ萎え」といった注目を集めるような画像を意識的に撮る行動と似ていますね。
TikToker(ティックトッカー)の稼ぎ方やビジネスモデル
そして、そのような中でも人気を集めているティックトッカーになると企業から声をかけられて広告に出演する「タイアップ」という形で稼ぐ方が出てきます。
また、ティックトックの動画内で興味を引いて「続きはYouTubeで公開!」といったように自身のYouTubeチャンネルへ誘導して収益化している方もいます。
インスタグラムを使って発信しているインスタグラマーと呼ばれている方も基本的にこれと同じ流れで、タイアップで主に稼ぎあとはYouTubeなど他の方向で収益化しているようです。
そして、YouTuberやインスタグラマーとも共通するところですが、まずはティックトッカーとしてどれだけ注目され自分のファン(最近はフォロワーと言ったりしますが)になってくれる人を増やすかという所が重要ですね。
そのうえで、今後ティックトックでさらに本格的に広告が配信されるようになれば、YouTuberと同じようにTiK Tok自体で広告収入を得る人たちが出てくるかもしれません。
先ほど少し紹介したオプトの例で言えば、「TikTok」の広告サービス販売に向けて、
クリエイティブ制作パッケージの提供を開始したり同社のクリエイティブスタジオ「Studio CANVAS」において、新たに「サウンドユニット」を設置するなどティックトッカーがより活動しやすいような流れが作られつつあると言えます。
👀掲載情報⭐️
本日の日経新聞にオプトが提供開始するTikTok広告のクリエイティブサービスについて掲載いただきました✨✨12面に掲載されておりますので、是非ご覧ください😊 pic.twitter.com/nuBvAjg3NU
— 株式会社オプト 広報 (@OPT_PR) 2019年1月26日
2019年はまさにTikTok広告元年とも言える動きが感じられますね。
このような動きがあるので、ティックトッカーと呼ばれる方たちがこれからますます注目を集めやがて色々な形で収入を増やしていく日は遠くないと思います。
もちろん、ティックトッカーになって稼ぐというのも一つですがネットを通して稼ぐ方法というのはそれだけではありません。
ティックトッカーとして稼ぐにはYouTuberのようにある意味タレント的な要素も大きいように思いますし、人の興味をひくような動画を作り続けることも必要でしょう。
インスタとかTikTokとかyoutubeで生計を立ててるヤツって何だろ。私情もなく冷静に分析すると新たな媒体で活動するタレントってな感じか。マスメディアで活動するのが芸能人。snsやらネット媒体限定で活動するのがインスタグラマーでありユーチューバーでありって感じ。俺は芸能人になりたいけどね。 pic.twitter.com/nv3B0Pbxrh
— モップン Moppun (@MoppunT) 2019年1月30日
それに比べると、私がおこなっているブログというのはある程度作り込んでしまえばしばらく放置していても収益が入る仕組みを作ることが可能ですし、
大々的に自分の姿を公開せずとも稼ぐことができるので自分の姿を人の目に触れさせたくないという方でも安心して取り組むことができます。
そういう意味では精神的にも嫌な刺激を受けることがないので落ち着いて取り組みたい方におすすめですね。
もしブログで稼ぐことに興味があるけどどうしていいかわからないという方はメルマガの方でも解説していますのでお気軽にご登録ください。
ということで、今回は今話題のティックトッカーを通じて今後のビジネスモデルや稼ぎ方について考えてみました。
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