トレンドアフィリエイトはアクセスを多く集めることによって収益に変えていくという手法ですがこれには他にも大きな要素が関わっています。
それは何かというとクリック率やクリック単価と呼ばれるものです。
以前に他の記事で紹介しましたがアドセンスで収益化するには次のような公式が成り立ちます。
クリック数(PV)✕クリック率(CTR)✕クリック単価(CPC)=収益
なので、これを見てわかるとおりクリック数すなわちアクセスを上げることはもちろん大切なのですがクリック率やクリック単価が低ければアクセスを多く集めても思うほど収益が上がらなかったなということがあるわけですね。
ということで、今回はクリック率やクリック単価についても解説しながらより収益を上げる方法について紹介していきたいと思います。
目次
トレンドアフィリエイトでクリック率&単価を上げるためにすべき事とは?
さて、まずトレンドアフィリエイトにおいてクリック率を上げるためにすべき事から解説していきましょう。
クリック率についてはどれぐらいが標準なのかといったことも気になりますが、1.0%以上はほしいところですね。
もちろん、さらに伸びてタイミングによっては2%や3%以上になることもあるので最低ラインは守りつつ伸ばせるように工夫が必要になります。
では具体的にクリック率やクリック単価の伸ばし方を見ていきましょう。
【広告の配置】
トレンドアフィリエイトにおいてクリックされるものと言えば広告なわけですが、広告の配置や大きさというものが大切です。
規約に反する貼り方はもちろんNGですが、クリックされやすい位置へ貼ることは非常に大切です。
この配置については色々な説があり、その効果は各サイトによって一概に同じとは言い切れない部分もあるのですが一般的に効果が高いと言われているのが以下のとおりとなります。
・モアタグの下(最初の導入文が終わり1番めの見出しに入る直前の部分)
・1個めの見出しの文章が終わった直後
・最後の見出しの文章が終わった直後
という配置です。
【広告のタイプやサイズ】
広告のタイプやサイズも重要です。
タイプについては基本はテキスト広告とディスプレイ広告が両方表示されるタイプを選択するといいですね。
そしてサイズですが、基本的に小さなサイズの広告というのは普通に考えて物理的にもクリックされにくいので大きいサイズの広告を設定することが大切です。
一番おすすめなのは標準サイズのレクタングルと呼ばれる広告よりもさらに大きい「レクタングル大」と呼ばれるものです。
そして、少し前からアドセンス広告の掲載数の上限が撤廃されました。
それまでは3つまでだったのですが、それ以上の数を貼ることもできるというわけです。
ただし、むやみに広告数を増やせばいいというわけではなく記事の文字数などボリュームと見合っているかどうかが重要です。
だいたい何文字ぐらいなら4つ貼っても大丈夫といったように単純に文字数だけで判断するわけではないでしょうし、そのような明確な基準は公開されていません。
ただ、客観的にサイトを見た時に「広告が多い」と感じるのであれば減らす必要がありますし、そのあたりの判断については価値ある独自コンテンツと広告の割合をチェックしてみましょう。
そして、もし貼るとすれば、たとえばもしワンカラムでなくツーカラムなど複数のカラムを採用している場合はサイドバーにも広告を設定することができます。
ユーザーの最初の訪問ページはほとんどが個別記事であり、トップページは見ない人も多いので、記事の本文にある広告よりはクリックされにくい箇所ですが設置しておけばクリックされるチャンスは増えるのでこちらもサイトパワーがある程度強くなってきたようなら設置しておきましょう。
広告の配置は自身のサイト内容と照らし合わせながら考慮
【ジャンル選定】
では、クリック単価についてですがこれは単価の高いジャンルを扱えば単純に単価は高くなる傾向にあります。
たとえば保険、金融、住宅などそれ自体が高額となりやすいものですね。
広告を見て購入や申込みがされればそれだけ企業の利益が高くなるのでクリック単価も高くなるというわけです。
また企業が一人の訪問者を呼ぶために高い広告費をかけているものなどもそうです。
たとえば美容脱毛やエステなどはいたるところでリアルの世界でも広告や宣伝を見かけますよね。
こちらもそれだけPRをして申し込みや購入があれば高い利益が出るからこそ広告のクリック単価も上がるということになります。
ということは単純にそうしたジャンルばかりを扱えばいいのか?と考える方もいるかもしれませんがトレンドアフィリエイトの考え方としては少し異なります。
これはどちらかというと「物販アフィリエイト」など既に何か購入を検討している人や悩みを持った人をターゲットにして記事やサイトを作成していく手法に向いているものですね。
確かに悩みに関するものなどは常に検索する人がいるので需要は非常に高いわけですが、こうしたジャンルは一概にアクセスが爆発的に集まるかというとそうではありません。
やはり芸能系などタイムリーな話題の方がアクセスは集まりやすい傾向にあります。
また、初心者が物販メインでアフィリエイトをおこなうのはハードルが高いですし、まずはトレンドアフィリエイトでアクセスが爆発的に集まりやすいものや色々なジャンルを扱いながらネットビジネスに慣れていくことが先決となります。
なので、トレンドアフィリエイトで扱うジャンルの一つとして取り入れるのは構いませんがそれだけに集中すると逆に全くアクセスが集まらないという可能性もありますのであくまでアクセスの集まりやすいネタを優先しジャンルの一つととして取り入れるいうことにとどめておきましょう。
【動画の挿入】
これはその記事の内容にプラスするとよりユーザーのためになる場合というのが前提になりますが動画を記事の中に挿入して、その動画をユーザーが視聴することによって滞在時間を増やすのが狙いです。
なぜ、滞在時間を増やすことがクリック率やクリック単価を上げることにつながるかというと、 滞在時間が長いことによってそれだけあなたのサイトが有益であるとGoogleから判断されたり、サイトにいる時間が長いほど色々な記事が興味を持って読まれる確率も高くなり広告をクリックされる確率も高くなると考えられるからですね。
もちろん、記事の内容と全く関係のないものを載せても意味がないわけですがたとえばアイドルグループやミュジシャンの記事であればその代表曲だったり、お笑い芸人であれば番組の動画だったりとユーザーにとって意味のあるものとなります。
また、挿入する動画についてYouTubeの動画をアップされる方が多いと思いますが基本は公式チャンネルがアップしているものなどを選ぶようにしましょう。
YouTubeにアップされている動画の中にはテレビで放送されているものを撮影してアップしているものだったり、著作権違反などYouTubeの規約に反しているものもあるのでそうしたものをアップしているといつの間にか動画が削除されていたりすることがあり、それを載せているあなたの記事の評価も落としかねません。
あくまでもルールにもとづいてというのが基本的なことですね。
トレンドアフィリエイトのクリック率について知っておくべき注意点とは?
ただし、先ほど書いた広告の配置や大きさを改良したり動画の挿入やクリック単価の対策を色々おこなってもすぐに改善しない場合があります。
それはアドセンスの広告というのが季節的な要因にも大きく関係しているところがあるからです。
これは会社の決算の時期と関係していると言われていて、一般的に3月や6月というのは決算月で企業は予算を使い切ることが多く、そのため広告宣伝費も積極的に投入します。
そのように企業も広告に力を入れていてユーザーにとってクリックされやすいように様々な広告が出される傾向にあるようです。
サイトに訪れたユーザーも魅力的な広告であればクリックする確率というのが高くなるからですね。
決算月は稼ぎ時!
特にGoogleは四半期で決算しているため3月、6月、9月、12月は単価が高くなる傾向にあります。
逆にそのような時期を過ぎるとクリック率がいきなりガクンと下がることもよくあります。
3月の翌月である4月は特に「魔の月」というようなことも言われていて、3月にあれだけ稼げていたのになぜ4月はと不安に感じる方も多いようです。
実際に私もその一人でした。
しかし、クリック率やクリック単価が下がりやすい時期であることをあらかじめ知っておけば何でなんだろうと必要以上に悩むことも少なくなります。
わかっていても最初はとまどいやすいものですが、そういうものだという理由を知った上であとはコツコツとアクセスを多く集めていくことに集中していきましょう。
今回はアクセス数以外の要因をクローズアップしてみましたがやはりアドセンスで稼ぐための最大の要素はアクセス数の多さなので、
爆発的なアクセスを何回も繰り返していけばそのパワーだけでクリック率やクリック単価の低さをカバーすることができると考えることもできますよね。
このようにスランプのように感じる時期も自分にできることはないか、どのように乗り切ればいいかと考えることはビジネスにおいて絶対に必要なマインドですのでぜひマインドの鍛錬という意味も込めて取り組んでいただけたらと思います。
ということで、今回はトレンドアフィリエイトでクリック率やクリック単価を上げるためにすべき事と注意点について解説しました。
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