いつの時代もヒーローが活躍する物語というのは人気があります。
私は子供の頃からヒーローものが好きで漫画だったり映画だったり、小説だったりと色々なものに共感してきたのですが、あなたもそんな経験があるのではないでしょうか?
物語というのはこのように人々の心を大きく動かす力がありますが、この要素をライティングに取り入れることによって大きな効果を発揮することができます。
ということで、今回は物語の要素の取り入れ方についてお伝えしていきますね。
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目次
色々な場面で使われる物語の要素
物語の要素というのは実は色々な所に取り入れられていて、漫画や映画、小説もそうですが、CMや食べ物、通信教育、情報商材だったりとありとあらゆるものに入っています。
たとえば、通信教育のCMって何だか自分も資格が取れたり習えばできるような気にさせられますよね。
あれは通信教育で学んだ後のメリットや達成感を印象的なシーンや映像、セリフを使って喚起させるという狙いがあるからです。
そして、この物語の要素というのは誰かの悩みや欲求に対してそれを解決する(満たす)ために取り入れていく必要があります。
なので、自分が売ろうとしているものを必用としているターゲットは誰なのかということをしっかりと把握し、その人たちの心に響くような文章を書かなければいけません。
なかなかな痩せられらないと悩んでいる人に対してであれば、
自分も昔なかなか痩せられずに悩んでいた過去を紹介するのが効果的です。
たとえば、自分と同じような悩みを持っていた友人がいつの間にか痩せていて、その理由を聞いたらあるダイエット方法によって痩せたことを知り自分も同じように試してみたら見事に痩せることができた・・・
というような内容ですね。
物語の三幕構成とは?
今紹介したような形式は三幕構成と呼ばれていて色々な作品でパターン化して使われています。
先ほどのダイエットの例で言えば以下のような構成になっています。
悩みを持った主人公(痩せられない)
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大きな困難(あらゆるダイエット方法を試したが挫折)
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困難を乗り越えて成功する(友人から聞いたダイエットで痩せた)
自分が売りたい商品を単に「買ってください」というだけではほとんどの人は買わないでしょうが、
こうした物語を入れることによって求めている人にとって自然と欲しくなるわけです。
売り込み感をなくしていかに自然と欲しくさせるかというのがポイントですね。
以前、「天空の城ラピュタ」が再放送される時、ラピュタの放送に合わせてネット上で「バルス」という言葉をつぶやくのがTwitterユーザーの間で恒例となって盛り上がっていました。
ところが、ある年からメディア側からそうした動きを盛り上げようと「バルス祭」なるものが企画されたところ結果的には企画アピールをしていない時よりつぶやきが減ってしまったそうです。
ユーザーにとってはあくまで自然発生的に起こる所に面白さと共感を感じるのであって、メディア側から押し付けのようにされたことにかえってシラケてしまったのが原因のようですね。
売り出し感が全面に出てしまうと、買おうと考えていた人ですらかえって買いたくないと思ったりすることもあるのでそうした感情を引き出すことのないように気をつけましょう。
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