若き天才棋士・藤井聡太(ふじいそうた)さんの勢いがとどまることを知りませんね。
今朝も朝のニュースで29連勝ということで取り上げられていましたが、中学生なのに大人顔負けの実力とあんなに遅い時間までひたすら集中できるすごさに驚くばかりです。
さて、今朝のワイドショーで取り上げられていたのは藤井さんが将棋の練習のためにAI(人工知能)による練習ソフトを取り入れているというもの。
何だかいかにもスマホ世代だなという感じですが今回はこうしたAIが到来する新時代におい必要な能力や仕事といったことについて考察してみたいと思います。
目次
藤井聡太とAI!人工知能到来時代に必要な能力って?
藤井聡太さんの実力については連日テレビなどで報道されるとおり驚くべきものですが、その元となる練習にAIを取り入れているといったことが紹介されていたので大変興味深いなと思いました。
いまや藤井さんだけでなく、若い世代はこうしたものを取り入れるのが普通だそうですが何だか時代の流れを感じますね。
私は実は小学校の頃、「囲碁将棋部」という渋~い部活動に入っていたのですが練習はもっぱら父との対戦でした。
最初は囲碁将棋部のメンバーに全然勝てず部活動の時間が苦痛でしかたなかったのですが、何度も父との対戦をやっているうちに自然に上達することができました。
さて、このAIソフトに話を戻しますがこれまでに機械との対戦で棋士が負けるというニュースもたびたび報道されています。
なぜそんなことが起こるのかというと、機械は様々な戦法のデータが集積されており、人間と同じように先の先まで読んだ一手が打てるというわけなんですね。
機械との対戦もできる時代に
いわば機械が人間並みいやそれ以上の仕事ができてしまうというわけです。
そして、ここから言えるのは人工知能到来時代においては機械ができないこと、マネできないことをおこなえる能力ということになってきます。
人間独自の能力ということで、機械化され始めているからこそ人間本来の能力という所がより重要になってくるのかもしれません。
AI(人工知能)到来時代に消える仕事や残る仕事とは?
ということで、AI(人工知能)が到来する時代になるにあたって必要な能力というのはそうした機械が頑張ってもカバーできない部分ということになるわけですが、そうするとそれにともなって今後消える仕事や残る仕事というのもある程度予測がついてきます。
機械ができる単純作業というのはどんどん機械にとって代わられるのでそうしたことに当てはまる仕事というのは消えていくでしょう。
少し前にカラオケに行ったら帰りの精算の際、精算機がいつの間にかできていて驚いたことがあります。
何だか味気ないという思いもありましたが、お店側にとったら人件費の削減にもなるし今まで帰りの受付カウンターで待っていた時間もなくなって待つ側もスムーズにいくわけですよね。
駅の改札だって昔は駅員さんが手作業でやっていたわけですがいまや改札機をするっと通り抜けるのが当たり前になっていて、それに対し疑問を感じたりする人はおそらくあまりいないのではないでしょうか。
改札機もいまや当たり前のものに
逆に残る仕事というのは頭を使って考えたり、自分で何かを生み出したりという頭脳労働的な分野ですね。
先ほど例にあげた将棋のAIというのは確かに頭脳に関する分野ではありますが、それもこれまで多くの人間が考えたりとってきた戦法をデータ化し分析しているわけであり、全部AIが考えて能動的にやっているといったものとはまた違います。
AIのデータの元になる人間の思考というのが重要なわけであり、こうした部分というのは今後もやはり残る仕事につながる部分ではないかなと思います。
藤井さんのように取り入れた方がプラスになるものは取り入れつつ、より自分独自の能力を進化させていきたいですね。
ということで、今回はAI(人工知能)到来時代に必要な能力や消える&残る仕事といったことについて考察してみました。
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