セルフレジを導入するお店が最近増えてきました。
ちょうど先日ファストファッションで有名なGUへ買い物に行った際、そのセルフレジが画期的で思わず衝撃を受けてしまったのですがこのシステムはまだ導入されつつあるものなので便利、不便といった声がやはり両方あるようです。
またセルフレジの仕組みについて悪用の問題や欠点といったことについて気になっている人も多いようですが、今回は私自身の体験したこともふまえて色々と考察してみたいと思います。
目次
セルフレジは便利か不便か体験して考えてみた!
先日は新しい服を買おうと思って平日の真っ昼間からGUに立ち寄ったのですが、支払いを済ませようと思ってレジの方に行ってみるとなんだかカウンターはあるものの店員さんがズラッと並んでいるような印象がないので不思議に思ったところ近くにいた店員さんから「お会計はセルフレジでお願いします」と案内されました。
以前もこのGUに入ったことはあり、ふらっと見に来ただけで買い物自体はしたことがなく気がつかなかかったのですがそう言えば何となくあまり店員らしき人を見ないなという印象はありました。
世間では人件費やコスト削減とか色々言われていますがそんな関係なのかなと思いつつGUでの初のセルフレジへ。
セルフレジ自体は家の近くのスーパーで体験したことがあったのでそれ自体は知っているものの、まず驚いたのがまるで宅配ボックスのような感じの機械の中に購入する商品を入れるのですがもうここからカルチャーショックというか虚をつかれた感じがしました。
そして、上の方にある操作画面を見ると金額や個数が自動で表示されているではありませんか!
そして表示を確認してOKならばお金を入れて支払いを済ませるという流れです。
小銭はそのまま問題なく投入できるのでわかりやすかったのですが、最初お札を入れる時に投入口に入れようと思ってもなかなか開かなかったのでどうやって入れるのかなと思ったらどうやら操作画面のボタンを押し忘れていたようです(^.^;
そんなこんなで会計が終了するとボックスの中から商品を取り出します。
なんだか洗濯機から洗濯物を取り出しているような感覚ですね(笑)
その後、袋とかがないのでどうするのかなと思って近くの店員さんに聞いたら近くにある手提げ袋をとって入れてくださいとのこと。
なるほど、ここも自分でやるというわけですな。
ただ、そこに袋を取る人のために何枚も袋がかけてあるのですが足元の低い位置にあったのと袋が重なっているため取りづらいのが難点でした。
ボックスの方はなんだか感動してしまったけどちょっと最後に興ざめというか何となく残念に感じた点はありました。
ただ、それにしても全体としてはかなり便利なシステムという印象でした。
最初は使い勝手がわからなかったりするのでそうした点は不便に感じたりしてしまうのですが一度要領がわかると一気になんだか楽しくなってくるのが面白いところです。
なので、そうしたセルフレジで会計すること自体を案内したり使い方を説明するための人は引き続きいるとしても買い物客にこの仕組みが浸透していけば将来的には定着してくるのではないかと感じました。
最初はなかなかとっかかりにくいと感じても慣れてくるとその仕組みが気持ちいいほどにいいなと思ってしまうのは、サイトを作るための知識を覚えたり記事を書いてくれるライターに頼んで外注化していくのとよく似ているなとも。
一度仕組みを作ってしまえば軌道に乗るというのはネットビジネスもリアルのこうしたビジネスモデルもある意味同じですね。
さて、今回買い物した同じフロアにはGUと系列が同じであるユニクロのお店も少し離れたところに入っているのですが、そちらはセルフレジではなく通常のレジがあり店員さんが対応していました。
ちょっと調べてみたのですがGU自体もまだ全部の店舗がセルフレジになっているわけではなく徐々に試験的に進めている感じのようですね。
ユニクロでもセルフレジ化しているところはあるようですが、今回行ったGUとユニクロで言えばもしかしたら同じフロアでセルフレジになっている店舗とそうでない店舗を比較対象として効率化などの点で色々と調査をしているのかもしれません。
セルフレジの悪用の問題や欠点は?
今回自身のセルフレジ体験を通して私はセルフレジ化の流れはおおむねいいことだと思うのですが、新たなシステムの導入の際は便利か不便かといったこととはまた別に、何か悪用されるような問題や欠点はないかといったことも出てきます。
まだそれほどたくさんのセルフレジを利用したわけではないし、会社や店舗によって一口にセルフレジと言っても色々なシステムがあると思うのであくまで一例ですが、お客さんが自分でレジを打つようなタイプのシステムだと個数をちょろまかしたりといった問題があるようです。
他にもスーパーなど重さで確認するようなシステムを採用しているところだと意図的にレジを通さないで会計を済ませてしまう客を防ぐため、レジに向かって右側に商品を置いて、レジを通して左側の袋に詰めるのですが、左右の重さが合わなければスタッフが駆けつけるというシステムがあります。
ただ、そのシステムを悪用して安いものを会計で通しきっちり買い物したかのように見せかけ、他のものはベビーカーの上にこっそりわからないように置いてそのまま通そうとしていたというケースもあったようです。
結局は近くで見張っているスタッフが気づき事なきを得たようですが便利になればそれをかいくぐり色々な抜け道を考えようとする人が出てくるのもやはり事実。
日本よりいち早くシステムが導入された欧米ではセルフレジを導入した店舗での万引き発生率が導入していない店舗に比べて2倍になったというケースも報告されています。
また品物を通す際は各品物にICタグがついておりそれで計算する場合がほとんどのようですが、ICタグがついていないものがあったり、ついていてもなぜかエラーが起きて結局会計に時間がかかってしまったということもあるようですね。
なので、そうした問題を防ぐために逆に監視カメラの費用がかかったりトラブル対応のために店員の手間が増えたりといったことが発生することも考えられます。
しかし、また話は戻りますがそのような過渡期にあるからこそ、そうした問題や欠点をいかに解決していくかを考えるのが本来の仕事と言えるのかもしれません。
色々な場面でIT化が進んで単純な作業は機械にまかせていく流れは今後も進んでいくと思いますが、それだけ人間がより考えることや何かを作り出すことの価値が大きくなることでもあります。
単に人の数を増やして問題に対応するような集合的なマンパワーではなく、少ない力で問題に対応できる個人としてのマンパワーがより必要になってくるのではないでしょうか。
ということで、今回はセルフレジ体験を通して考えたことについてまとめてみました。
今回はセルフレジ体験について書いてみましたが、平日の真っ昼間からこうして気軽に自由に買い物に行けるのもネットビジネスのおかげです。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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